前回大会準優勝の天理大が、苦しみながらも2大会連続の4強進出を果たした。

前半5分にサンウルブズ入りが決まっているCTBシオサイア・フィフィタ(3年、日本航空石川)のトライで先制。序盤に2トライを挙げて12-0とするも、その後3トライを浴びて前半を17-21とリードを許す展開になった。

後半開始早々のトライで勝ち越すも、再び逆転されるなど苦戦。ようやくエンジンがかかった終盤に、スクラムトライなどの連続得点で突き放した。終わってみれば後半だけで計6トライを奪った。

1月2日の準決勝(東京・秩父宮)で早大との対戦が決定。“奈良のオールブラックス”は2大会連続の決勝進出を目指す。