2大会連続2度目の出場となった桐生第一(群馬)が初戦突破を逃した。前半7分にゴール前で相手FWにラック際を突かれ、先制トライを献上。その後も素早い出足の防御で対抗したが、計9トライを献上した。

パナソニックでプレーした元日本代表の霜村誠一監督(38)は「(相手は)1人1人がぐいぐいと出てきて、強いランナーがうまいタイミングで来た」と分析。群馬県予選決勝で19-17と太田に辛勝し、花園に乗り込んだ教え子に対して「よくここまで来た。よく成長してくれた」と感謝した。県内では太田、明和県央、東農大二などと切磋琢磨(せっさたくま)しており「1回戦で負けてしまったのは、群馬のチームに申し訳ない」と思いを口にした。