柔道女子代表が7日、都内の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行った。

増地克之監督(49)は、20年のテーマを「極める」と掲げた。東京五輪で「頂点を極めるとの意味を込めて『極める』にした。(五輪代表権を巡り)選手たちにとって人生を左右する大会が続くが、プレッシャーの中で気持ちを全面に出して戦ってほしい」と話した。

稽古では4年続けて、日本ブラジリアン柔術連盟の中井祐樹会長を講師に招き、寝技に取り組んだ。昨年11月に五輪代表第1号となった78キロ超級の素根輝(そね・あきら、19=環太平洋大)は「いろいろなパターンがあるので勉強になる。立ち技から寝技への移行でしっかり決められるように意識したい」。7カ月後の五輪までは2つの国際大会に出場予定で「足りないところを強化し、東京五輪では名前の通り金メダルをとって輝く1年にしたい」と抱負を語った。