アーティスティックスイミング(AS)日本代表が9日、都内の国立スポーツ科学センターで公開練習を行った。井村雅代ヘッドコーチ(HC、69)の指導を受けて、東京五輪代表に内定しているエース乾友紀子(29)ら8人が登場。東京五輪本番での使用を前提に新ルーティンを披露した。
完全新作となったのは、乾、吉田組のデュエットフリールーティン(FR)「進化~エボリューション」と、チームテクニカルルーティン(TR)「空手2020」の2つとなった。
昨年まで使用されたデュエットTRの「くのいち桜吹雪」は「忍者SAKURA」として、フリーFRの「IYO!~祝おう!~(東京は今日もお祭り騒ぎ)」は「今日はお祭り!」として演じる。
日本は昨夏の世界選手権で五輪種目ですべて4位となって、メダルを獲得できなかった。自国開催の五輪に向けて、ロシア、中国、ウクライナに次ぐ4位という「序列」を打ち壊していくことが求められる。
日本代表は昨年9月に日本水連が内定しており、メンバーは以下の通り。
乾友紀子(29=井村ク)
吉田萌(めぐむ、24=ザ・クラブピア88)
福村寿華(じゅか、23=井村ク)
安永真白(ましろ、20=井村ク)
塚本真由(22=東京ク)
京極おきな(18=井村ク)
木島萌香(もえか、20=井村ク)
柳沢明希(あかね、21=アテナアクアメイツ)