世界4位の大坂なおみ(22=日清食品)が、2年連続でベスト4止まりに終わった。昨年の全豪準決勝の再現となった同2位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)との対戦に、7-6、6-7、2-6で敗れ、惜しくも自身初の4大大会前哨戦優勝はならなかった。次戦は、20日に開幕する全豪(メルボルン)で2連覇に挑む。

お互いに、回転が少なめで直線的な速球を武器に組み立てる。そのラリーの軍配は、相手に上がった。1回戦から3試合全てフルセットで勝ち上がってきた疲れがあったのか、プリスコバのストローク力に屈した。

1回戦後に、今年の目標として前代未聞の「全勝宣言」をした。それは崩れたが、決してプレーの調子は悪くない。フィセッテ新コーチとのコンビも始まったばかり。いよいよ本番の全豪が幕を開ける。