早大が昨季王者の明大を下し、11年ぶりに日本一に輝いた。序盤から早い防御で圧力をかけ、明大の反則を誘発。前半9分、SH斎藤直人(4年)のPGで先制した。その後も斎藤を起点とした攻撃で、同12分にNO8丸尾崇真(3年)がトライを奪うなどして前半を31-0で折り返した。

後半は明大が反撃し、同2分にWTB山村知也(4年)がトライ。同9分に早大が20回以上の連続攻撃を重ねて、WTB古賀由教(3年)がトライを奪い返した。その後も激しい攻防戦が続いたが、同33分にスクラムから素早い展開でWTB桑山淳生(4年)がトライを決めて勝負あり。伝統の一戦は早大が制し、令和初の大学王者となった。