伊藤美誠(19=スターツ)が東京五輪でのビデオ判定導入を歓迎した。

昨年4月の世界選手権女子ダブルス決勝に早田ひな(19=日本生命)と組んで挑んだものの、微妙な判定から中国の孫穎莎、王曼■組に2-4で敗れた。これを受け日本協会は国際卓球連盟(ITTF)にビデオ判定導入を要望。14日にITTFが東京五輪やITTF主催の主要大会でビデオ判定を導入すると発表した。伊藤は「人の目で100パーセント見るのは難しい。ビデオだったら納得がいく。私もうれしいし、他の選手もうれしいと思う。ビデオ判定がある分、試合だけに集中できる。東京オリンピックであるのは力強い存在」と喜びを語った。

この日は、混合ダブルスの準々決勝に出場。3-2で勝利し、16日の準決勝に駒を進めた。「ミックス(混合ダブルス)をやりきってから、ダブルス、シングルスにつなげていきたい」と力強く語った。【南谷竜則】

※■は日の下に立