20年東京オリンピック(五輪)女子団体代表の平野美宇(19=日本生命)が昨年に続き女子シングルス5回戦で姿を消した。女子ダブルスは伊藤美誠(19=スターツ)早田ひな(19=日本生命)組が準決勝に進出。男子ダブルスの水谷隼(30=木下グループ)大島祐哉(25=同)組は準々決勝で敗退した。

   ◇   ◇   ◇

伊藤、早田組がヒヤヒヤで準決勝に駒を進めた。1-2とリードされ、後がなくなったが「逆に落ち着けた」と早田。ペアを組むのは昨年4月、準優勝した世界選手権以来で伊藤は「ダブルスに限れば当時以上の実力ではない」と言いつつ、個々のレベルアップを合わせれば「世界選手権時より上だ」と自信を見せた。史上初となる3年連続3冠が懸かる局面でも「重圧はない」と言い切った。