12月の世界ジュニア選手権で準優勝した中学2年の小塩遥菜(14=エリートアカデミー)が、東京オリンピック(五輪)代表の伊藤美誠(19=スターツ)に0-4のストレート負けした。

カット主戦型の小塩は、ラリーを続けて相手のミスを誘う戦法などを得意としているが、この日は、伊藤が強烈なスマッシュで応戦。返球できずに4-11、3-11、3-11、3-11で完敗した。「全く歯が立たなかった。自分がしたいことをさせてもらえなかった」と実力差を痛感した。

今大会の目標は伊藤と対戦することだった。「目標を果たせてうれしかった。今の試合は全部先手を取られたので、先手を取られてから対応できるようにしていきたい」と分析。敗戦を成長の糧にするつもりだ。