東京オリンピック(五輪)代表でエースの張本智和(16=木下グループ)が、逆転勝ちで決勝進出を果たした。

試合前まで初戦から4試合連続で1ゲームも落とさず完勝だったが、戸上隼輔(18)に第2ゲームを奪われると続く第3、第4ゲームも失い1-3の崖っぷち。しかし、張本は粘りに粘って3ゲーム連取し勝利をつかんだ。

▽張本の話 去年と同じ展開でまた負けてしまうのかと思ったけど耐えに耐えた。内容は向こうが上だけど勝ったのは僕なので、良かった。ここで負けないぞと強い気持ちを持って戦った。(戸上には)こんなに自分の成長につながる試合をしてくれてありがとうという気持ち。1-3でも焦らなかったし、7ゲームを通して勝ったのかなと思う。