高校3年の宇田幸矢(18=JOCエリートアカデミー)が男子シングルス決勝で、2歳下の張本を4-3で破り初優勝を飾った。

最終ゲームには、張本のドライブをカウンターで返すなど観衆を沸かせ、9-9からサーブを2連続で決めた。張本とは2年前はジュニア決勝で完敗。現在世界ランキング5位の後輩に対し、自身は54位。「2年前もジュニアの決勝で負けていて、世界でも勝っているので少し上の存在だったんですけど、勝って自信になりました」。

今後の目標は「世界で活躍できるように頑張りたい。ワールドツアーで格上の選手に勝って、ランキングを上げていきたい」と優勝を糧に、さらに上を目指す。