クボタが劇的な逆転勝利で2連勝を飾った。

前半24分まで21-0とリード。だが、後半はスクラムなどで劣勢となり、35分の相手トライで21-27。6点を追う立場となった。

窮地を救ったのは、19年ワールドカップ(W杯)オーストラリア代表SOのバーナード・フォーリー(30)だった。試合終了間際の38分、味方FWが左サイドを前進。右へ展開した場面で相手をかわして、インゴールに飛び込んだ。自らゴールを決めて逆転に成功。1点差の勝利を呼び込んだ。

フラン・ルディケ・ヘッドコーチ(51)は「最後、チャンスは1つしかなかった。チームを信じ切っているのが見られた」と納得の表情。15年W杯日本代表のCTB立川理道主将(30)は「ラスト2~3分の攻め方を(トライを取られた)インゴールで明確にできた。合言葉は『ブルーヘッド』。全員で冷静に試合を進められた」と振り返った。

次節は2月2日、佐賀・駅スタでサニックスと戦う。