2連覇を目指す神戸製鋼が昨季の決勝で勝利したサントリーとの再戦を制し、開幕3連勝を飾った。

前半4分に相手SO田村のトライとゴールを許し、先手をとられる展開。それでも3点を追う35分、フランカーのトム・フランクリン(29)がラック際をねじこんで逆転のトライ。43分にはSOダン・カーター(37)がPGを決めて、20-16の4点リードで前半を折り返した。

後半に入ると5分、WTBアンダーソン・フレイザーのトライで主導権を獲得。12分にはプロップ山下裕史(34)をシンビン(10分間の一時退場)で欠いたが、16分にCTBリチャード・バックマン(30)のトライで追加点を奪い、数的不利の影響を感じさせなかった。最後は相手の追い上げを受けたが、リードを守り抜いた。

次節は2月2日にNTTドコモと神戸ユニバーで対戦。手痛い2敗目を喫したサントリーは2月1日、大阪・万博記念競技場でNECと戦う。