ラグビー日本代表ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)の今年初となる会見が29日、都内で行われた。史上初のベスト8に導いた19年ワールドカップ(W杯)日本大会を終え、静養をへて今月再来日。流行語になった「ONE TEAM」のチームづくりについては継続を明言した。

「我々だけでなく、どこのチームもONE TEAMになろうとしている。非常にキャッチーで、さまざま取り上げてもらったのは私も知るところ。ONE TEAMにはいろいろな要素があって、ラグビーをよく知っているファンもそうでない方も、試合に足を運んでもらえばONE TEAMとは何か分かってもらえるはず。協力し合い、特にリーダー陣がチームのために戦う。ゲーム後の姿勢も素晴らしい。すべてがONE TEAMで、それが昨年の結果の要因であり、かつ皆さんが応援してくださった理由。ONE TEAMをこれからも追求していく。トンプソン選手のように引退した選手も、負傷した選手もいる中で次のグループをつくっていく。その中でも、さらなるONE TEAMを追求していきたい。楽しみな作業です」