ジャージーの胸に、なぜ「KINTETSU」!? オーストラリアからやって来たレベルズが、胸に近鉄の文字が入った装いで戦った。

試合後の記者会見。デービッド・ベッセルズ・ヘッドコーチがその理由を説明した。

「我々のチームは近鉄と今のような関係を構築できて、誇りに思っています。ゲニアやクーパーなどの選手が近鉄でプレーしていて、ローレンスは今、レベルズにいる。近鉄との関係はこの先長く見据えたときに、いいものをもたらせてくれる。情報交換をして、学び合うこと、得られることがある。日本のラグビーに微力ながら貢献したい。近鉄からのサポートも、我々のスーパーラグビーを助けてくれる」

今季、近鉄ではオーストラリア代表の名コンビで知られるSHゲニア、SOクーパーがトップチャレンジリーグ(トップリーグ2部)優勝に貢献。両チームはパートナーシップ契約を結んでおり、2人はレベルズから加入した。

一方でレベルズのSHローレンスは昨季まで近鉄でプレー。互いに高め合う存在となっている。