先月の冬季ユース五輪フィギュアスケートで男子シングル金メダル、団体銀メダルを獲得した鍵山優真(16=星槎国際横浜高)がシニアでは初の主要大会となる4大陸選手権(6日開幕、韓国・ソウル)へ出発する羽田空港で取材に応じ、「自分の実力を試すいいチャンス。いい演技をして、自分がどこまで戦えるかを知りたい」と意気込んだ。

昨年末の全日本選手権ではジュニアながら3位に食い込み、出場権を獲得した。勢いにのる中、「上位とかはそこまで考えていなくて、自分の実力を試す感じでやっていきたい」と無欲で挑む。

全日本で2位、五輪2連覇の羽生結弦が今大会からプログラムを平昌五輪時のものに戻すことを聞かれると、「ガチで金メダルをとりにきているなと。今のプログラムもすごく好きなんですけど、五輪シーズンの演目が目の前で見られるので楽しみ」「ジャンプ、スピンとか自分の目で見ないとわからないことはたぶんあると思うので、一緒に滑って勉強したい」と声を弾ませた。