アメリカン・カンファレンス(AFC)のチーフスが、ナショナル・カンファレンス(NFC)のフォーティナイナーズ(49ers)を31-20で破り、50季ぶり2度目の優勝を果たした。リーグ創設100シーズン目の節目の優勝。プロ野球元横浜のパット・マホームズ氏を父に持つQBパトリック・マホームズ(24)は、第4クオーター(Q)に逆転のTDパスを通すなど、歴史的な優勝に貢献。スーパーボウルの最優秀選手にも輝いた。

チームカラーの赤い紙吹雪を浴びながら、半世紀ぶりとなる優勝の祝福を受けた。横浜、メッツでプレーしたパット氏を父に持つチーフスのQBマホームズはパスで2TD、ランで1TDを挙げ文句なしの活躍でスーパーボウル最優秀選手を受賞した。「本当に歴史的なことだ。チームメートと、この勝利を長く分かち合いたい」と歓喜に浸った。

第4Qに入り、見違えるようなプレーを展開した。10-20の残り6分13秒でTEケルシーにTDパスを通すと、同2分44秒ではRBウィリアムズに逆転のTDパス。第3QまでTDパスを通せなかったが「それでも仲間が信じてくれた。諦めずにやったことで、勝利への道が見つかった」と感謝した。

チーフスにとって待ち焦がれた優勝だった。スーパーボウルの名付け親とされるのが、チームを創設したラマー・ハント氏。前回の1969-70年シーズンは、NFLと合併前のAFLのチームとしての優勝だった。「やり残したことのないように準備し、勝ちにいく」と話していたマホームズにとっても格別の喜びとなった。

◆カンザスシティー・チーフス NFLと合併前のAFLで1959年にダラス・テキサンズとして創設。63年にカンザスシティーに移転し、AFLとNFLの合併前最後のシーズンとなった69-70年に、スーパーボウルを初制覇。チーム名は当時のカンザスシティー市長のあだ名に由来している。本拠地はアローヘッド・スタジアム。