卓球のドイツオープン女子ダブルスで準優勝となった平野美宇(19=日本生命)が4日、羽田空港に帰国した。

東京オリンピック(五輪)の女子団体を想定し、石川佳純(26=全農)とペアを組み、準決勝では中国の丁寧(世界ランキング7位)、孫穎莎(同2位)ペアを3-1で撃破するなど、躍進した。平野は「約2カ月ぶりにペアを組み、練習は試合の2日前からだったけど、ブランクを感じず、良かった。自信になった」と笑顔で語った。

東京五輪の団体戦ではダブルス戦が1番手となる。石川とあらためて「1番手がとても大事だと話し合った」と、本番に向け確認し合った。ドイツオープン中に、伊藤美誠、馬場美香監督も含め、五輪女子チームとしてミーティングする機会もあったという。

7歳上の石川について「頼りになる先輩。でもダブルスでは私も意見を言って良いコミュニケーションでやっていきたい」と意気込んだ。