新潟アルビレックスBBは連勝を逃した。島根スサノオマジックに60-75で敗れた。第1クオーター(Q)は17-12で先行したが、第2Qで逆転されると、その後は追う展開。第4Qはわずか7得点と失速した。新潟は今日9日も島根と対戦する。

60点にとどまった攻撃の中で気を吐いたのがSG今村佳太(24)だった。インサイドのシュートを成功率60%の高確率で決め、3点シュートも6本中3本成功。「いいシュートのチョイスができた」と状態の良さを感じた。それでもチームは勝てなかった。今村は「自分が得点した時は勝ち星がついていない」。自身の20得点以上は今季3度目だが、いずれも敗戦。「個人の成績より勝ちきることが大切」と自分に言い聞かせる。

ターンオーバーから19失点と、今季何度も繰り返しているミスからリズムを崩す展開だった。庄司和広監督(45)は「明日(9日)、ステップアップできるように頑張っていく」と選手の奮起をうながした。今村も「しっかり切り替えてチーム一丸で戦う」と気を引き締めた。