NBAのウィザーズに所属する八村塁(21)が9日(日本時間10日)、本拠地でのグリズリーズ戦で3試合連続先発出場し、自身3度目の「ダブルダブル」をマーク。約25分間で12得点、11リバウンド、1アシストの成績だった。

グリズリーズとツーウエー契約を結ぶ渡辺雄太(25)は3試合連続の途中出場。約10分間のプレーで無得点だった。同じ試合で2人の日本選手が出場したのは昨年12月14日以来2度目。ただ、この日は渡辺のプレー中はいずれも八村がベンチにいるときで、2人が同時にコートに立つことはなかった。

試合はグリズリーズは終盤に逆転し、ウィザーズは2連勝ならず。

復帰3戦目の八村はこの日も序盤から得点を重ねた。第1クオーター(Q)残り11分、ドリブルからジャンプシュートに持ち込む得意の形でこの日最初の得点を記録。さらに積極的にドリブルでアタックして相手のファウルを誘うなどし、残り8分台では左コーナーからの3点シュートに成功。第2Qでも終了直前にダンクシュートをたたき込むなど、前半だけで10得点。復帰後3試合連続で2桁得点を記録した。その後も攻守に貢献し、第4Qにリバウンドも2桁に乗せた。

渡辺は第1Q残り3分を切ったところで投入され、第2Q途中までプレー。第4Qでも数分間起用された。得点は挙げられなかったが、第2Q途中にはドリブルで持ち込んでシュートを放つシーンもあった。