自動車のF1フェラーリは11日、イタリアのレッジョ・エミリアのムニキパーレ劇場でフェラーリ2020年型F1マシン「SF1000」発表会を行った。今季中盤にF1通算1000度目の出走を迎えることから「SF1000」と名付けられた新車で王座奪還を目指す。

ビノット・チーム代表は「最大限の空力パフォーマンスを目指しながら、ダウンフォースレベルの最大化を試みた。非常に細く、スリムな計上を実現するために、徹底的にパッケージされている」と自信を見せた。

昨季、F1初勝利を含む2勝を挙げたルクレールは「可能な限り最高のマシンを作り上げるためにチーム全員が懸命に作業を続けた」と話した。通算53勝のフェテルも「ドライブするのが待ち切れない。最高だ」と、ともに新車を絶賛。12年ぶりのコンストラクターズ王者へ舞台は整った。

また、スマホPC周辺機器の買取、販売、修理、レンタルを手がけるレディオブック社(東京・渋谷)がF1日本GP(10月9~11日、鈴鹿)のスポットでフェラーリをスポンサードすることが内定した。この日、板垣雄吾社長がイベントに参加。日本企業がフェラーリのスポンサードをするのは13年ぶりとなった。