札幌市が国内候補地に決まった2030年冬季五輪の招致を目指している米ソルトレークシティーは12日、34年大会に目標を変更する可能性があると発表した。AP通信など複数のメディアが報じた。

新たに発足した組織委員会が賛否を慎重に分析して数カ月中に決定を下し、米国のオリンピック委員会とパラリンピック委員会に通知する方向。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が札幌市を高評価していることなどから、今回の決定に至ったという。

02年大会でも中心的な役割を果たした組織委のブロック会長は、米国が28年ロサンゼルス夏季五輪を控えている点にも触れ「連続して五輪を成功させるのは難しい」との見解を示した。

IOCは昨年、原則7年前に開催地を決めていた規定を撤廃。新設の「将来開催地委員会」が候補地を継続的に調査する。30年大会の決定時期は未定だが、早ければ来年に決まるとの見方もある。30年以降も見据えた将来的な冬季大会開催にはピレネー・バルセロナ(スペイン)も興味を示している。(共同)