開幕2連勝を狙った日本チームのサンウルブズが、ニュージーランドの強豪チーフスに17-43で敗れた。試合消化が1試合多いチーフスは、開幕3連勝。サンウルブズは1勝1敗となり、集まったファンに勝利を届けることができなかった。

レベルズ(オーストラリア)との開幕戦に続き先制トライを奪い、流れをつかみかけた。しかし、チーフスの早いパスワークに翻弄(ほんろう)され、逆転を許し12ー24で折り返す。

後半は、自陣内でのパス交換でミスが目立った。ボールを拾われ、独走トライを許す場面も。今季初先発したSH斎藤直人(22=早大)らを中心に粘りを見せたが、さらに点差を離された。前後半合計7トライを奪われ、大敗を喫した。

チーフスのガットランド監督は「サンウルブズは非常にタフなチームだったが、ボーナスポイントも獲得できてよかった」と話した。