昨季W杯個人総合覇者の小林陵侑(23=土屋ホーム)が、惜しくもW杯通算17勝目を逃し、2位となった。

1回目は242・5メートルの231・9点で2位につけた。有利な向かい風を受け、ヒルサイズを上回る242・5メートル。着地が乱れて飛型点は伸びなかったが、ガッツポーズが出た。

しかし2回目は強風のためにキャンセルとなり、1回目の結果で順位が決まった。地元オーストリアのクラフトが通算19勝目を挙げた。

小林陵は勝てばW杯通算17勝目となり、葛西紀明(47=土屋ホーム)が持つ日本男子最多記録に並ぶはずだったが、次戦以降に持ち越しとなった。