日本卓球協会が、新型コロナウイルスの感染拡大で遠征先など海外で調整を続けている中国代表約50人を、日本国内に受け入れる方針を固めたことが21日、分かった。協会関係者によると、受け入れ先は関東地方の施設とする方向で最終調整している。

国際卓球連盟や日本協会関係者によると、中国チームは1月にドイツでの大会に向けて出国。その後の感染拡大を受けて中国卓球協会から帰国しないように促され、現在は次に出場予定のカタールで調整している。

日本には3月22~29日に韓国の釜山で行われる世界選手権後に入り、6月まで滞在。その後は遠征で日本を離れた後、東京オリンピック(五輪)前に再び来日する予定。強豪の中国は日本にとって五輪でも大きな壁となるが、協会関係者は「ライバルだが敵ではなく友人。困っていれば助けたい」としている。

中国代表には前回リオデジャネイロ五輪金メダルの馬竜らトップ選手が含まれ、発熱などの症状は出ていないという。日本協会は受け入れ先で練習公開などの機会を設けることも計画している。(共同)