男子66キロ級で17、18年世界王者の阿部一二三も決勝へ進んだ。準決勝ではブルガリア選手に延長の末、技ありを奪い、優勢勝ち。

先に指導2つをもらうなど密着した攻撃に大苦戦したが、勝ちきった。

五輪代表争いでは、19年世界王者の丸山城志郎(ミキハウス)を追う2番手。今大会は丸山の欠場で差を詰めるチャンスが訪れ、「自分のやることは決まっている。圧倒的な柔道を見せて優勝するだけ」と意気込みを示していた。