ウィザーズのルーキー八村塁(22)が復帰後12試合連続で先発し、出場約30分間で20得点、6リバウンド、3アシスト、2スチールをマーク。1試合20得点以上はオールスター後では初めてで、7試合連続の2桁得点となった。プレーオフ進出圏内を狙う東カンファレンス9位のチームは敗れ、今季22勝38敗となった。キングスは3連勝。

ウィザーズは前半を終えた時点で27点差をつけられる苦しい展開。状況を打破したのは、第3クオーター開始早々に八村がたたき出した連続得点だった。いきなりダンクを決めると、3点シュートと2本のフリースローを沈め、約2分間でたちまち7得点。これでウィザーズは一気に勢いづいた。エースのビールを中心に得点を重ね、このクオーターを46-19と圧倒して一気に追い付いた。

第4Qで再びリードを奪われたが、八村は得点だけでなくスチールからのアシストも見せるなど攻守で貢献。チームは敗れはしたものの、最後まで意地を示した。