新型コロナウイルスの感染拡大に、ウィザーズの八村塁(22)が心配顔を浮かべた。3日(日本時間4日)に敵地でのキングズ戦の試合前に取材に応じ、「(日本では)学校が全部休みになっていたり、そういうのは今までないこと。自分が子供のころを考えると、ありえない」と戸惑い気味だった。

米国内でも感染の影響は広がり、NBAも対策に乗り出している。八村は普段から除菌用ウエットシートを携帯しているそうで、「手洗いやうがいは1人ずつが気を使っていれば広がらないと思う。五輪のためというよりは日本のために、みんなで意識してやってもらいたい」と訴えた。

キングズ戦での八村は出場約30分間で20得点、6リバウンド、3アシスト、2スチール。1試合20得点以上は球宴後初めてだった。試合は最大28点差を付けられたウィザーズが第3Qに八村の連続得点から猛反撃。1度は追い付くも、126-133で競り負けた。