バスケットボールのB2福島ファイヤーボンズを運営する福島スポーツエンタテインメント株式会社は13日、郡山市役所で会見を行い、組織コンサルティング事業を展開する株式会社・識学の子会社になることを発表した。

クラブは現在、約6300万円の債務超過を抱えているが、識学が第三者割当にて8500株、金額にして8500万円の出資を行うことで、債務超過が解消される見込みだ。6月決算で債務超過を解消しなければB2クラブライセンスを失い、B3降格となる瀬戸際だったが、ホワイトナイトが現れた形だ。

福島の宮田英治社長は「外から違う血が入ることによって、5年後、10年後、頂点を目指せるようなビジョンというのもできると考えています。復興とともに歩み、スポーツで県民の方を元気にできるチームを継続してやっていけると経営陣として判断させていただきました」。さらに、来シーズンに向けて資金繰りが厳しくできなかった演出プランの変更等も示唆した。