ラグビーのトップリーグは23日、今季の残り試合(第11節以降)全てを中止にすると発表した。感染拡大する新型コロナウイルスの影響を受けた対応で、今季のリーグ戦は不成立となり順位は確定しない。開催中止試合のチケットは、払い戻して対応する。

リーグ戦の上位4チームで争う「日本ラグビーフットボール選手権大会(5月23日開幕)」の出場チームは、今後別の方法で決定する。太田治チェアマンは「チーム及び関係者の皆様の安心安全の観点により、苦渋の決断ではありましたが、中止する事としました」とコメントした。

同リーグは度重なる薬物問題を受け、3月開催の試合を中止にすると発表。4月4、5日の第11節から再開予定だった。