バスケットボールBリーグは27日、新型コロナウイルスの感染拡大により、今季公式戦の残り全試合を中止すると発表した。
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この日、Bリーグの発表を受け、レバンガ北海道の横田CEOは会見でクラブに及ぼす影響について説明した。収入はホームの残り9試合分のチケット売り上げ見込みの約7000万円、シーズンシート払い戻しの約1000万円約8000万円減。中止に伴う会場費や遠征費の支出削減はあっても、3~4000万円の損失を見込んでいる。
Bリーグ移行後、3期連続で黒字を達成しているが、横田CEOは「今年は厳し。不安な思いをする選手やクラブの経済的損失をいかに軽減できるかを詰めたい」と話した。今後はオンラインでのグッズ販売などで賄う計画で、チケット払い戻しではなく寄付を希望する問い合わせもあるという。シーズン打ち切りにより、今季は40戦13勝27敗、3年連続の東地区最下位で終えた。B2への降格はなく、来季B1はB2から昇格の2チームを加え20チームで行われる。