日本ラグビー協会は1日、20年度に第100回を迎える全国高校ラグビー大会の出場校を63校に変更すると発表した。

同大会は例年12月27日に大阪・花園ラグビー場で開幕する冬の風物詩。今回の発表で従来の51校に加えて、愛知、埼玉、福岡にそれぞれ出場枠1を与えることも決まった。

昨年6月27日には「従来の51校に13校を加えた64校の出場」と発表。だが、新型コロナウイルスの影響で20年3月に実施予定だった全国選抜大会が中止となり、63校に変更された。

従来は北海道、東京、大阪から各2校を選出。その他の府県は各1校。開催地の大阪には1校を加え、51校となっていた。第100回大会で51校のほかに選出される、12校の決定方法は以下の通り。

〈1〉全国9ブロック(北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州)に1チームずつ、計9チームの出場枠を与える。各ブロックでのチーム選出にあたっては、各都道府県の第100回大会予選大会において2位になったチームで予選を実施し、決定すること(東京、大阪は1チームを事前に決定しておく)。※前回発表通り

〈2〉「第21回全国高等学校選抜大会」(20年3月予定)の優勝チームが属する都道府県に出場枠1を与える(両校優勝の場合は、抽選にて決定する)。※削除

〈3〉第91~99回までの各都道府県予選を集計し、参加チーム数の累計が多い3府県に出場枠1を与える。合同チームは、構成する学校数にかかわらず、1チームとする。チーム数が同数の場合は、第99回大会の予選参加チームの多い府県を上位とする。なお、特別枠として複数の代表が選出される北海道、東京、大阪は除く。すでに〈2〉が与えられた府県を含む場合は、参加チーム数の累計で次点の府県に出場枠が与えられる。※愛知県、埼玉県、福岡県にそれぞれ出場枠1を与える。