バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の大阪エヴェッサは9日、新たに4選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

チーム内の感染者は選手11人、関係者1人の計12人。プライバシー保護のため氏名は公表しない。現時点でクラスター(感染者集団)の認定は受けていないという。

3月24日に大阪市内で外部7人と会食した5選手は、これで全員が陽性となった。チームは全ての選手、スタッフのPCR検査実施を望んでおり、安井直樹代表は「各選手の容体は軽症と聞いております。日々、スポーツ界全体に多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしまして、誠に申し訳ございません。現在は保健所の方にご協力をいただきながら、日々、検査が受けられている状況でございます。引き続き、保健所の指導の下、選手・チームスタッフのPCR検査を実施する方向で調整を進めてまいります」とコメントした。

この日、新たに陽性判定を受けた4選手は、入院先が決まるまで自宅待機となる。経過は以下の通り。

◆選手1 3月24日…大阪市内で知人らと会食

28日…倦怠(けんたい)感とせきを訴える

29日…37・3度の発熱

30日…解熱

4月8日…PCR検査を実施

9日…陽性判定を確認

◆選手2 2~3日微熱

8日…PCR検査を実施

9日…陽性判定を確認

◆選手3 2~3日嗅覚障害あり

8日…PCR検査を実施

9日…陽性判定を確認

◆選手4 2~3日鼻水

8日…PCR検査を実施

9日…陽性判定を確認