バスケットボールBリーグ1部東地区のレバンガ北海道は17日、内海知秀監督(61)の契約満了での退団を発表した。

内海監督はリオデジャネイロ五輪で女子日本代表監督を務めた後の17年9月にアドバイザリーコーチとして北海道に加入。18-19シーズン中の18年12月に前監督の退任に伴いシーズン途中に監督に就任。同シーズンは1部残留を争うプレーオフを勝ち、今季まで2季務めていた。

内海監督はクラブを通して「このたび、2019-2020シーズンをもってレバンガ北海道のヘッドコーチを退任することになりました。アドバイザリーコーチ、ヘッドコーチとして3シーズンに渡りチームに関わることができ、本当にレバンガ北海道に対して心から感謝申し上げます。これまでのシーズンを通して、チームの目標に向かって一丸となって選手とともに試合に臨んできましが、皆様の期待に応える結果を出すことができませんでした」とコメントした。

◆内海知秀(うつみ・ともひで)1958年(昭33)12月7日、青森県三沢市生まれ。秋田・能代工で3冠を達成し、日体大に進学し78年にインカレ優勝。81年から88年まで日本鉱業に在籍。88年札幌大監督に就任。01年4月から12年3月までジャパンエナジー(現JX-ENEOS)の監督を務めた。その後は女子日本代表監督も務め、04年アテネ、16年リオデジャネイロ五輪で指揮。17年9月からはレバンガ北海道のアドバイザリーコーチを務める。