ラグビートップリーグ(TL)の神戸製鋼に在籍する元ニュージーランド代表のスター選手であるSOダン・カーター(38)が、意味深なコメントを発信した。

17日、自身の公式インスタグラムを更新。神戸製鋼の練習場や、ユニホーム、練習風景など7枚の写真とともに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、TLが今季の全日程を中止したことに言及。カーターは「それ(中止は)は正しい決断だと思う」とした上で「私はチームがTLを勝つための手助けをしたかったが、中止により、それができなくなった。私は神戸製鋼というクラブ、ファン、そして私の仲間に感謝をしたい。私を迎え入れてくれ、最後の2シーズンは、私が過ごした人生の中でも、最も楽しいラグビーをすることができた」と英語でつづった。

カーターは18年の入団時に「私のキャリアを神戸で終わらせようと思っています。(入団前にプレーした)フランスでの契約が終わる頃にもう1つ、プレーしたい国があった。そこが日本でした」と語っていた。

この日、神戸製鋼の関係者は「交渉はまだ始まっていない。これからです」と語るにとどめた。