昨年の柔道女子団体準優勝の兵庫・夙川高(旧・夙川学院)の松本純一郎監督は、高校総体の中止を受け「想定内」との見解を示した。

「コロナ問題は選手たちの努力や気持ちで解決出来ず、次元を超えている。高校総体中止も想定内」と説明。3年生11人の進路に関しては、事前に中止を見据え「約8割がほぼ決まった。大会目標は失うが、今はその先の目標に向けて素早く取り組むことが重要」と指摘。同校は東京五輪女子52キロ級代表の阿部詩らを輩出した強豪で「高校総体は通過点。世界を見据え、この1年をどう過ごすかが大事」と話した。