「おうち」でラガーマンのチーム間バトルが実現した。ラグビーの近鉄が2日、第4回となる室内トレーニング企画「ライナーズ・ブート・キャンプ」を公式インスタグラムで行った。

今回はライバルチームからの参戦を募り、NECが登場。近鉄のフッカー高島卓久馬(31)とNECのCTB山崎翔(25)、飯山竜太(25)が腕立て伏せやスクワットで競った。

競い合う模様はインスタライブを活用し、生配信。コメント欄には、NECと同じ千葉を拠点とするNTTコミュニケーションズの公式アカウントも登場し「偵察中です」「千葉」などとNECを応援。だが、結果は近鉄の高島がNEC飯山、山崎の挑戦をはね返して2勝した。

近鉄は今季、トップリーグ(TL)2部に相当するトップチャレンジリーグで優勝。一方、TLのNECは新型コロナウイルスの影響により、第6節でリーグ戦が打ちきりとなった。以後も両チームは、SNSで積極的に情報を発信。互いがジャージーを着用し、チームの枠を超えてオンライン上で対決する展開となった。

NECの飯山は「これからも笑顔で、楽しく、コロナの波を乗り越えていきましょう」とファンにエールを送った。

近鉄は9日午後1時から第5回を予定しており、今回同様、他チームとの対決を示唆した。