フィギュアスケート男子の18年平昌オリンピック(五輪)銀メダリスト、宇野昌磨(22=トヨタ自動車)の衣装を制作したカナダ人デザイナーのマシュー・キャロン氏が、衣装を再現したマスクを販売した。2日までに伝えたAP通信によると、1枚200~250カナダドル(約1万5000円~1万9000円)と高額ながら70枚が完売した。同氏は「選手衣装と原材料、装飾、デザインが同じ」と説明している。

宇野が昨季のショートプログラムとフリーで着用した3種の衣装が生まれ変わり、レア商品化。医療用ではないと強調された。即座の完売にキャロン氏は「危機的状況の中、このマスクを買うお金があるなんて」と驚いた。収益は世界保健機関(WHO)に寄付するため追加販売も検討する。