「夢と魔法の王国」が、NBA再開の舞台となるかもしれない。米スポーツ専門サイト「アスレチック」は20日(日本時間21日)、NBAのシーズンが再開される場合の会場候補地として、米ディズニー・ワールド・リゾート(フロリダ州オーランド)が最有力に挙がっていると報じた。リーグ再開後は集中開催となる見込みで、ネバダ州ラスベガスなども候補地とされている。

ディズニーワールドでリーグが再開される可能性は、現地ではこれまでも報じられていた。敷地内に12面のバスケットコートを所有し、NBAの放送権を持つ放送局ESPNのスタジオや、複数の医療施設があるなど、試合開催や中継のためのインフラ環境が整っているといった利点があるという。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、NBAは3月からレギュラーシーズンを中断している。ESPN電子版はこの日、NBAの球団幹部や選手会関係者の多くが7月末までのシーズン再開を見込んでおり、6月中にはシルバー・コミッショナーが再開に関して明言すると目されていることを伝えた。