バスケットボールB3リーグのベルテックス静岡はこのほど、元所属選手で大麻密輸の罪で起訴されたローション・プリンス被告(25=米国)についてのコメントを発表した。「プリンス被告がこのような事件で起訴されたことについては、誠に遺憾なことであり、残念でなりません」。2度のチーム規約違反(監督の指示に従わない)で2月15日に同被告との契約を解除。薬物違反は解除の理由ではなく、チームは知らなかったという。

同被告は昨年8月の薬物検査で陰性判定を受け、禁止薬物を使用していないことを誓約した上で、チームと選手契約を結んでいた。チームは「コンプライアンスの順守、及び再発防止策を徹底し、より一層、選手への啓発活動を強めていきます」などとコメントした。

同被告は大麻を密輸したとして、名古屋地検に大麻取締法違反と関税法違反の罪で3月6日に起訴された。起訴状によると同被告は2月上旬、米国から静岡市葵区の自宅宛てに、大麻を含む植物片約48グラムを隠した荷物を航空便で送り、成田空港に到着させたとされる。東京税関の職員が検査で発見した。

今月25日に名古屋地裁であった公判で、検察側は「犯行当時は影響力のあるプロスポーツ選手であり、責任は重大だ」として懲役2年6月を求刑。被告側は「違法性の認識はなかった」と主張、執行猶予を求めた。判決は6月2日に言い渡される。