ラグビーの元ニュージーランド代表のスター選手で、神戸製鋼を退団したSOダン・カーター(38)が、ブルーズに移籍することが分かった。3日、現地のニュージーランド(NZ)ヘラルド紙電子版が報じた。

新型コロナウイルスの感染拡大により中断していたスーパーラグビーは、NZ国内5チームによる対戦方式で「スーパーラグビー・アオテアロア」として13日に再開する予定。その1チームで、北島のオークランドを拠点とするブルーズにカーターが加わる。

ブルーズは今季5勝2敗を記録し、NZ5チームで2位につけていた。チームには19年W杯日本大会NZ代表の司令塔として注目を集めたSOボーデン・バレット(29)らが在籍している。

カーターは18年の神戸製鋼入団時に「私のキャリアを神戸で終わらせようと思っている」と話していたが、母国で現役を続行することになった。