NBAグリズリーズとツーウエー契約を結ぶ渡辺雄太(25)が8日、7月31日からのシーズン再開決定を受け、「非常にうれしく思っている」などとマネジメント事務局を通じてコメントした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、NBAは3月中旬にレギュラーシーズンを中断した。米テネシー州の自宅でトレーニングを重ねるなどしてきた渡辺は、「チームトレーナーのアドバイスをもとに、室内トレーニングでも工夫しながら、できることに集中した。その甲斐あり、中断前より肉体的に改善できた部分も多くあった」とパワーアップを実感している様子だった。

中断前の時点で、グリズリーズは西カンファレンス8位。東西8チームずつが進出できるプレーオフ圏内にいる。「再びファンの皆さまの前でプレーができることを非常に楽しみにしている。グリズリーズの一員として、まずはプレーオフ進出を目指して頑張っていきたい」と意気込みを示した。

渡辺は今季2年目のNBAでは16試合に出場して1試合平均1・9得点。Gリーグのハッスルでは22試合すべてに先発して平均17・2得点を記録している。