日本トップリーグ連携機構(JTL)は15日、6月3日から9日までSNS上で募集していた「無観客試合」に変わる名称が「リモートマッチ」に決まったと発表した。

オンライン会見で、JTL川淵三郎会長は「無観客試合というのはそもそも、クラブが何か問題を起こして懲罰のために収入を一切断ち、観客なしで行う、ホームでありながら大きな声援を受けられない言葉です。今回とは完全に意味合いが違う。このような形での無観客試合はあまりないと思います。よりポジティブな、コロナウイルスに打ち勝つような、無観客試合という名前を考えてもらえませんかといったところ、1週間の短い期間の中で9156人もの応募をいただきました。ありがとうございました。慎重に検討していただきまして、変わる名前を発表させていただきます。ファンの皆さん、マスコミの皆さんに使っていただいて、ポジティブな印象を与えられるように、会話の中で使ってもらえることをお願いします」と語った。

JTLはボールゲーム9競技(サッカー、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、ラグビー、アイスホッケー、ホッケー、ソフトボール、アメリカンフットボール)の12リーグが参加し、競技力の向上やリーグの活性化を目標にした活動を行っている。