バレーボールのVリーグ女子の久光製薬は20日、12年ロンドン・オリンピック(五輪)銅メダリストで日本代表アタッカーの新鍋理沙(29)が現役を引退すると発表した。「小学校1年生から始めたバレーボールは、生活の全てでした。引退することに、まだ実感が湧きません」などとコメントした。29日にオンラインで記者会見する。関係者によると、モチベーションの維持が難しくなったという。

鹿児島県出身。身長175センチと小柄ながら、卓越した守備力と小技を生かした攻撃が持ち味だった。宮崎・延岡学園高から09年に久光製薬入り。11年に代表に初選出され、攻守の軸としてロンドン五輪で28年ぶりのメダル獲得に貢献した。1度は代表から離れたが、17年に中田久美監督体制になって復帰。中心選手として18年世界選手権、19年ワールドカップでプレーし、東京五輪を目指す今季の代表メンバーにも選ばれていた。