全日本柔道連盟(全柔連)の金野潤強化委員長(53)は22日、オンラインでの取材に応じ、強化選手を対象とした「SNSガイドライン」を作成する方針を示した。

近年、トップ選手たちはSNSを積極的に活用して情報発信してきた。コロナ禍においても、練習が制限される子供たちに向けて、1人で取り組めるトレーニングなどを共有した。全柔連としては、強化合宿などで閲覧者とトラブルを起こさないようにSNS講習会などを実施してきたが、具体的なルールを明文化してなかった。

金野氏は「代表選手の影響力は大きい。改めて、SNSの明確な使い方を提示する必要がある。さまざまな方の意見を聞いて、しっかりとしたガイドラインを作成したい」と説明した。