バスケットボールB1リーグ・三遠ネオフェニックスの関係者が23日、ホームタウンの浜松市役所を表敬訪問し、鈴木康友市長に昨季の報告と寄付金の贈呈を行った。

チームは昨季、けが人が続出したこともあり5勝36敗と低迷。全18チーム中、最下位に終わった。それでも観客数は、1月下旬から特別指定選手として、昨年ウインターカップ優勝の福岡第一・河村勇輝(東海大1年)が加入したことで2~3割増加した。特に2月2日、上位の宇都宮ブレックス戦(浜松アリーナ)では4700人超が入場したことも報告した。

寄付金は、今月1~7日にサーラグループと共催した「プレミアムチャリティーオークション」の売り上げ41万円余りを、新型コロナウイルス対策用として寄贈。サーラグループも同額を拠出し、もう1つのホームタウン豊橋市にも寄付する。

鈴木市長は「来季はぜひ頑張って欲しい」とエールを送ると、昨季は主将を務めた鈴木達也は「今はまだ個人練習が中心。ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ新監督にまだ会えていないが、早く全体練習をして、監督のやりたいバスケを行いたい。来季は、昨季のようなことにならないよう頑張りたいです」と語った。【倉橋徹也】