白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(19=ルネサンス)が24日、自身のSNSで直筆のメッセージを掲載した。

「みなさんへ」と題した手紙で、「どうしたら感謝の気持ちを伝えられるか、ずっと考えていました。入院していた時も今も、みなさんが応援してくれて、温かい言葉をかけてくださり、信じられないほど恵まれているなと感じています」と、感謝の気持ちをつづった。

5月に短髪姿を披露したことについて「あの日、決心はついていたものの『シェア』のボタンを押すまで緊張していました。ですが、次々と届く皆さんからのメッセージを見ると、ポジティブに受け取ってくださっていることがわかり、とてもうれしかったです。新しい一面を公開し、ありのままの自分を表現する力を与えてくれたのは他の誰でもないみなさんです」と振り返った。

その上で「今、私はまた少し前進して、学校やトレーニングを少しずつ再開し始めています。ありのままの自分でいること。一歩前に進むための力を与えてくれてありがとうございます」と締めくくった。

池江は現在、通院による治療を続けながら、練習を行っている。16年リオデジャネイロ五輪代表の持田早智らと少人数のグループで日大を練習拠点としている。