国際スケート連盟(ISU)は26日、フィギュアスケート競技で新設し、7月11日に行われる予定の「ISUスケーティング・アワード」の最終候補者を発表し、日本の男子シングル羽生結弦(25=ANA)が「最優秀選手賞」と「ベストコスチューム」の2部門でノミネートされた。

候補者は各3人で、最優秀選手賞は男子シングルの19-20年グランプリ(GP)ファイナル王者のネーサン・チェン(米国)、ベストコスチュームは女子シングルのアンナ・シェルバコワ(ロシア)らと争う。

計7部門の表彰は3月に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同月の世界選手権(カナダ・モントリオール)が中止になったため、延期となっていた。

07、11年の世界選手権を制した女子シングルの安藤美姫さん(日本)や、96年の男子シングル世界王者のトッド・エルドリッジさん(米国)らが審査員を務めて最終選考し、日本時間の7月11日夜にオンラインで受賞者が発表される。