7月3日、現地時間午後3時からF1開幕戦オーストリアGPのフリー走行2回目が行なわれ、1回目に続いてメルセデスAMG勢が1-2でセッションを終えた。

ルイス・ハミルトンが1分04秒304の最速タイムを刻み、バルテリ・ボッタスも0.197秒差で2位につけた。レッドブル勢はマシンのナーバスな挙動に苦しんでタイムが伸ばせず、マックス・フェルスタッペンが0.911秒差の8位、アレクサンダー・アルボンは1.149秒差の13位に留まった。決勝に向けたロングランでもメルセデスAMGとは0.5秒ほどのペース差があり、明日の予選に向けたセットアップの再煮詰めが急務となった。

3番手にはレーシングポイントのセルジオ・ペレスが入り、ロングランペースでもフェラーリ勢と同等の速さを見せるなど、中団グループからの躍進も伺わせた。ホンダ製パワーユニットを搭載するアルファタウリはダニール・クビアトがスピンを喫する場面もありながら12位と健闘し、ピエール・ガスリーは17位という結果だった。(米家峰起通信員)