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今日の誕生日

ディック・バトン(1929年) →Pick Up!

米国の男子シングル選手。48年サンモリッツ五輪、オスロ五輪金メダリスト。

テンリー・オルブライト(1935年)

米国の女子シングル選手。56年コルティナダンペッツォ五輪金メダリスト。

隋文静(1995年)

中国の女子ペア選手。18年平昌五輪銀メダリスト。17、19年世界選手権優勝。

渡辺純也(1997年)

日本の男子シングル選手。19年全日本選手権20位。


Pick Up! - ディック・バトン

五輪男子シングル史上初の五輪2連覇を飾ったディック・バトンさんが91歳の誕生日を迎えました。

米ニュージャージー州生まれ。48年サンモリッツ五輪を18歳202日の史上最年少で制し、52年オスロ五輪で連覇を達成。世界選手権は48年から5連覇を飾りました。世界で初めて48年に2回転半、52年に3回転ループに成功したことでも有名です。23歳で現役引退後は解説者として活躍しています。


羽生へメッセージを書くディック・バトン氏
羽生へメッセージを書くディック・バトン氏

バトンさんの偉業から66年、18年平昌五輪で史上2人目の五輪2連覇を成し遂げたのが羽生結弦選手でした。

17年夏、バトンさんは日刊スポーツの取材に応じ、羽生選手へ「オリンピックをエンジョイするんだ。リラックスして、楽しめ」との言葉を便箋にしたためました。羽生選手はそのメッセージを部屋に飾り、心に刻みながら平昌に向かいました。

18年2月26日、連覇を達成した後の記者会見ではこう語りました。

「実はディック・バトンさんという方が僕にメッセージを送ってくださっていて。そのメッセージが『リラックス』だったり、『五輪の経験を楽しめ』というものだったんです。彼は『練習をしすぎていい演技ができなかった』と語っています。僕がケガをしないで万全でオリンピックに向かっていたら、そういう風になりえたんじゃないかなと思っています。五輪で絶対勝つという気持ちをずっと持っていたからこそ、直前にケガをしてしまったり、調子が悪くなって、最終的にボロボロになってしまったかもしれない」。


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

1988年1月15日
1988年1月15日

88年1月、全日本フィギュア選手権の女子シングルで2位に入った八木沼純子


今日の出来事

トリノ五輪女子金メダリストの荒川静香さんがモデルに初挑戦(2006年)

都内のホテルで開かれたファッションショーで、パリコレ出展歴もある新進気鋭のフランス人デザイナーのフランソワ氏がデザインしたうす紫色のドレスを着て登場した。大胆にアップした髪と濃いメークには約2時間をかけたという。「五輪より今日の方が緊張しました。ショーに出られること自体が夢のよう」と笑みを浮かべた。